++ 本日のテーマ ++
~「ユニバーサルデザイン」~
ユニバーサルデザイン
聞いたことがある方も多いかと思います。
東京オリンピックをきっかけとして世界中に広がったといわれている〈ピクトグラム〉
この〈ピクトグラム〉というアイコン表示が誰にでもわかりやすいものとして思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
そんな中、似て非なる言葉として
バリアフリー
という言葉もありますね。
「ユニバーサルデザイン」と「バリアフリー」
先日この違いについて話題になった時に、
お恥ずかしながら私はとっさに答えることができませんでした。
わからないことに気付いたときは学びのきっかけということで、
今回は「ユニバーサルデザイン」を取り上げさせていただきました。
まずはそれぞれの定義を確認してみます。
【ユニバーサルデザイン】
出典:THE PRINCIPLES OF UNIVERSAL DESIGN
1.誰にでも使えること
2.使う上での柔軟性があること
3.使い方が簡単で直感的にわかること
4.必要な情報がすぐにわかること
5.簡単なミスが危険につながらないこと
6.身体的な負担が少ないこと
7.利用のための十分な大きさと空間が確保されていること
【バリアフリー】
出典:コトバンク
障害者や高齢者の生活に不便な障害を取り除こうという考え方。
道や床の段差をなくしたり、階段のかわりにゆるやかな坂道を作ったり、電卓や電話のボタンなどに触ればわかる印をつけたりするのがその例。
一言で表現するとすれば、
「バリアフリー」は障害のある方など〈限られた方々〉にとっての障害を取り除くためのもの。
「ユニバーサルデザイン」は障害のある方などに限定せず、〈多くの方〉にとって使い勝手がいいもの。
つまり、「バリアフリー」とは「ユニバーサルデザイン」の一部と言えるわけです。
冒頭で紹介した〈ピクトグラム〉も、日本語がわからなくても言語という障害に関係なく”直感的に”わかりやすいですし、日本語がわかる方にとっても”直感的に”わかりやすいものですね。
〈自動ドア〉も元々は車いすの方にとっての「障害」を取り除くためのモノだったとのことですが、ベビーカーを押す方や両手に荷物を持った方、特段障害等を抱えない方にとっても便利なものだからこそこれだけ世の中に普及したとも言えます。
では、「ユニバーサルデザイン」だけでいいのか?というとそういうわけでもありません。
「バリアフリー」の考え方はとても大切なものです。
どんなことが〈バリア(障害)〉になってしまっているのかをまず知ることから始まりますし、結果的に「ユニバーサルデザイン」につながることもあります。
《心のバリアフリー》
いま最も大切にしたいのはここかもしれませんね。
お知らせ
今回は3件のお知らせです。
①【ご案内】けあとの遭遇®体験会の開催について
けあとの遭遇®の体験会は引き続きオンラインで開催させていただきます。
【募集中】 〇2021年2月19日(金) 19:00~21:00頃@ZOOM
ファシリテーター:リー寿美子氏
伝えたいメッセージ『自分ファースト』
→“なぜ伝えたい“のかは体験会にて。。。
〇けあとの遭遇®体験会お申し込みページ
② 【ご紹介】企業インタビュー
先日研修を実施させていただいた東京海上日動コミュニケーションズさまのご担当者様及びご参加された方にインタビューをさせていただき、
●導入の経緯
●実施した感想/参加した感想
●どんな方におススメしたいか
といった内容についてお伺いさせていただきましたので、ぜひご参考になっていただければ幸いです。
<インタビュー記事>
https://and-fam.com/news/202012_tcc21/
③【ご紹介】『親の受診手帳』プレゼントキャンペーン
親の介護の際にとても大切になるのが、「親の健康状態」の把握。
それを母子手帳のようにひとつの手帳にまとめることができるツールが『親の受診手帳』です。
この度、パートナーであるF・Linkさまのご協力のもとキャンペーンを実施させていただくことになりましたので、ぜひ一度ご覧になっていただければ幸いです。
<キャンペーン・ページ>
https://and-fam.com/news/campaign_202101/
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