36.6%の方々が子育てと介護が重なる?!

ダブルケアという言葉にあまりなじみのない方が多いかもしれませんが、思った以上に身近な存在であることをご存じでしょうか?

ブルケアとは「子育て」と「介護」が同時期に重なることを指す言葉です。

子育てが終わってから介護と思っている方が多くいらっしゃいますが、36.6%(※)の方々が ダブルケアを経験する、子育て中に介護に直面するといわれています。

育て世代と言えば働き盛りの世代です。

子育て・介護・仕事を両立できる心構えと社会づくりが求められる時代において、私たちはいま何ができるのかを【対話(ダイアログ)】を通じて考えていただくワークショップです。

※ソニー生命「ダブルケアに関する調査2018」より

ダブルケアを乗り切る3つの心構え

 一、ダブルケア気づけるようになっておくこと
 一、ひとりで抱え込まないと決めておくこと
 一、誰に相談するかを決めておくこと

まず「気付くこと」からだと私たちは考えております。

子育てをされていらっしゃる現役世代の方々は、「介護」はまだまだ先のものであり、介護をするような状況に直面したとしても、「これは介護だ」ということに気付いていらっしゃらない事があります

そして、行政の窓口がバラバラで相談できるところも限られてしまっていることから、子育てをしながら「介護」をなんとかやりくりしよう頑張ってしまう無理をしてしまうことになりがちなのです。

気付いたうえで、ひとりで抱え込まず相談できる人を見つけておくことでダブルケアを乗り切るための「心構え」となっていきます。

共同開発のNPO法人こだまの集い・室津瞳さんのメッセージ
「ダブルケアでも大丈夫!!」

対話型ワークショップ「ダブルケア366」

2020年に杉並区の助成金事業の支援を受けて、ダブルケアの啓発・啓蒙を目的として開発されたのが「ダブルケア366」という対話型のワークショップです。

▢ ダブルケア支援団体
  NPO法人 こだまの集い 代表理事 室津 瞳氏
アドバイザー(ダブルケア・保育等)
  帝京大学医療技術学部看護学科助教 寺田 由紀子氏
  一般社団法人GENY「保育所くまこぐま」園長 森安 元希氏
▢ ファシリテーター
  キャリアコンサルタント(ダブルケア当事者) リー 寿美子氏
▢ ワークショップ企画監修:株式会社and family 佐々木 将人

NPO法人こだまの集い

ダブルケア支援の整備・促進を目指す団体

会社名  :NPO法人こだまの集い
所在地  :東京都杉並区西荻北2-3-9
      コメットビル6階
設  立 :2019年5月14日
代表理事 :室津瞳
事業内容 :子育て×介護のダブルケア啓発事業、多世代が集えるコミュニティ作り、ダブルケア研究事業

杉並区NPO活動資金助成事業

杉並を変える 暮らしを変える

区内では、子育て支援、障害者、高齢者への福祉サービス、まちづくり、社会教育、環境保全などの、さまざまな地域貢献活動がNPOの手で行われています。「杉並区NPO支援基金」は、皆さんからの寄附をもとに、こうした活動を応援しています。

開催シチュエーション

●地域活動として
●企業内における研修として
●お昼休みなどのレクリエーションコンテンツとして

開催方法

開催形式

オンライン・オフラインともに対応が可能ですので、ご興味をお持ちになりましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

実施人数

ダブルケア366のワークは、1チームあたり3-6名で実施していただくことが多く、少人数から実施していただくことも可能なワークとなっております。

時  間

ダブルケア366のワークは、前後に講義形式や事例のご紹介なども織り交ぜた形式を基本として構成させていただいており、90-120分程度のお時間にて開催していただくことをおススメしておりますが、ニーズに応じて時間設定も調整することも可能です。