コラム一覧へ戻る
メルマガ〈&〉

〈&〉「きっと〇〇のはず」ですれ違う二人?

けあとの遭遇®プロジェクト3分で読める

​++ 本日のテーマ ++
~「きっと〇〇のはず」~​

​"ハイコンテクスト" と "ローコンテクスト"​

聞いたことがある方も多いかもしれませんが、
今回は​オンライン・コミュニケーションを考える​にあたって、
あらためて​「コンテクスト」​について取り上げてみたいと思います。

日本は、欧米に比べて​「ハイコンテクスト」文化​と言われています。

詳しい説明はGoogle先生に譲りますが、
​あえて一言で表現するならば、​

​〈多くを語らない〉​

​コミュニケーション​だということです。

 ​なぜ〈多くを語らない〉のか?
 なぜ〈多くを語らない〉のにコミュニケーションが成り立つのか?​

それは​「前提」が共有されていると考えられているから​です。

でも​本当に「前提」は共有されているのでしょうか?​

たとえば、
 ​A)今年の夏は、『田舎』に帰ろうと思っているんだよね。​
 ​B)そうなんだね。『田舎』は涼しくていいよね。​

Aさんは、​「海」に面した海岸をイメージしながら『田舎』​と言っていましたが、
Bさんは、​『田舎』という言葉から「山」の避暑地をイメージ​していたので、​「涼しい」という言葉​が出てきました。

​『田舎』​という言葉一つとっても、このお二人の出身が海か山かという​「前提」​が共有されていなかったために、イメージしているものが異なり、​コミュニケーションとしてはすれ違い​が起きてしまっていることになります。

先ほどの例のように、言葉一つとったとしても、
​"イメージ" しているもの​がそのまま相手に伝わっているのでしょうか?
まったく違うものが伝わっているのに、​伝わっていると思い込んでしまっていることはありませんでしょうか?​

​〈ミス・コミュニケーション〉​

そんな​コミュニケーションの"すれ違い"​は、​「前提」が共有されていないにもかかわらず、あたかも共有されていると「思い込んでしまう」ことによって起きてしまう​こともあるのではないでしょうか?

そんな​いままでの「あたりまえ」が、オンライン・ミーティングによって変化​が起きつつあるようです。

現在弊社では、新型コロナウィルス流行前後の「働き方」に関するアンケート調査を行っている最中でもありますが、新型コロナウィルスの流行に伴い、半ば強制的にテレワーク・在宅勤務をする方が増えたこともあり、​「オンライン」のコミュニケーション​についての声をよく耳にするようになりました。

なかでも、​印象的な声のひとつ​として、

​『オンラインのミーティングだからこそ、進捗の確認をしっかりするようになったり、前提の確認をするようになった』​

 ​●伝わっている "はず"
 ●わかっている "はず"​

 ​●大丈夫な "はず"​

​「オンライン」の効果​として、
いままで確認したかったけれども確認しにくかったもの、
それを​いい意味で "オンライン" のせいにして、聞くことができるようになったとしたら・・・​

その後のすれ違いを避けることができるならば、
ちょっとした確認は、お互いにとって良いことではないでしょうか?

※このバックナンバーの掲載内容は配信当時の情報に基づいており、 現在のサービス内容や制度等と異なる場合があります。