++ 本日のテーマ ++
~「きっと〇〇のはず」~
"ハイコンテクスト" と "ローコンテクスト"
聞いたことがある方も多いかもしれませんが、
今回はオンライン・コミュニケーションを考えるにあたって、
あらためて「コンテクスト」について取り上げてみたいと思います。
日本は、欧米に比べて「ハイコンテクスト」文化と言われています。
詳しい説明はGoogle先生に譲りますが、
あえて一言で表現するならば、
〈多くを語らない〉
コミュニケーションだということです。


なぜ〈多くを語らない〉のか?
なぜ〈多くを語らない〉のにコミュニケーションが成り立つのか?
それは「前提」が共有されていると考えられているからです。
でも本当に「前提」は共有されているのでしょうか?
たとえば、
A)今年の夏は、『田舎』に帰ろうと思っているんだよね。
B)そうなんだね。『田舎』は涼しくていいよね。
Aさんは、「海」に面した海岸をイメージしながら『田舎』と言っていましたが、
Bさんは、『田舎』という言葉から「山」の避暑地をイメージしていたので、「涼しい」という言葉が出てきました。

『田舎』という言葉一つとっても、このお二人の出身が海か山かという「前提」が共有されていなかったために、イメージしているものが異なり、コミュニケーションとしてはすれ違いが起きてしまっていることになります。
先ほどの例のように、言葉一つとったとしても、
"イメージ" しているものがそのまま相手に伝わっているのでしょうか?
まったく違うものが伝わっているのに、伝わっていると思い込んでしまっていることはありませんでしょうか?
〈ミス・コミュニケーション〉
そんなコミュニケーションの"すれ違い"は、「前提」が共有されていないにもかかわらず、あたかも共有されていると「思い込んでしまう」ことによって起きてしまうこともあるのではないでしょうか?
そんないままでの「あたりまえ」が、オンライン・ミーティングによって変化が起きつつあるようです。
現在弊社では、新型コロナウィルス流行前後の「働き方」に関するアンケート調査を行っている最中でもありますが、新型コロナウィルスの流行に伴い、半ば強制的にテレワーク・在宅勤務をする方が増えたこともあり、「オンライン」のコミュニケーションについての声をよく耳にするようになりました。
なかでも、印象的な声のひとつとして、
『オンラインのミーティングだからこそ、進捗の確認をしっかりするようになったり、前提の確認をするようになった』
●伝わっている "はず"
●わかっている "はず"
●大丈夫な "はず"
「オンライン」の効果として、
いままで確認したかったけれども確認しにくかったもの、
それをいい意味で "オンライン" のせいにして、聞くことができるようになったとしたら・・・
その後のすれ違いを避けることができるならば、
ちょっとした確認は、お互いにとって良いことではないでしょうか?



