今回のテーマは「生きがい」
先日メルマガをご覧いただいた『生きがいづくりコーディネーター』でもいらっしゃる杉本さまから「恩送り」のテーマに関するメッセージを頂戴いたしました。
そして、「生きがい」というものについて考えさせられたものがございましたので、
今回のテーマとして取り上げさせていただきました。

(以下メッセージより抜粋)
***************************
シニア世代は、文化文明を次世代に伝える事が役割であり、
そのため、生産年齢の現役世代から支援を受けています。
 ~中略~
生活を営みながら、次世代に文化文明を伝え、
次世代の生活基盤を固め、次世代の人間がその上に、
現代社会を維持発展させる事が出来るようにしています。
 ~中略~
仮に、文化文明が伝わってない時は、
基礎から構築をしなければならなくなり、
不安定の状況になるが懸念されるわけです。

したがって、シニア世代が伝えてきた事は次世代で評価され、
有効な事が確認できれば感謝されるわけで、
シニア世代の生きがいを形成するものとなり、
相互に利益をもたらすものになります。

恩と言うより、生きがいとなり、
シニア世代の終末期を支える事となると考えるべきです。
***************************

つまり、〈伝承〉こそがシニア世代にとっての役割であり、
それによって社会の発展を維持し続けていくこと。
その〈伝承〉することが「生きがい」をもたらすとともに、
〈感謝〉という形でシニア世代に戻ってくる

「恩」 は 「伝承」
「伝承」 が 「生きがい」
「生きがい」 を 「生きがい」 たらしめるのは 「感謝」
「伝承」 は 「感謝」 となって戻ってくる

とのことで、シニア世代にとっての「生きがい」を改めて考えさせられるきっかけとなりました。

 〈生きがい〉

そもそも「生きがい」とは何でしょう?
困ったときの辞書、、、と思いましたが、
シニア世代にとってのということで、今回はエンパークの用語辞典を利用させていただきました。

***************************

■生きがいの意味(生きがいとは)
生きがいは一言で説明しきれない様々な意味合いを持つ日本独特の価値観です。

国語辞典をなぞると「人生の価値」や「生きていく喜び」などとされていますが、
「はりあい」「やりがい」「こだわり」など使用する人によって微妙に異なった意味を持ちます。

一見シンプルなようで多様な側面をもつ「生きがい」について、
1960年代に「生きがい論ブーム」を起こした精神医学者、
神谷美恵子の「生きがいについて」(1966)という書籍をはじめ、
宗教学、精神学、民俗学などさまざまな観点から考察されています。

尚、神谷によると、生きがいとは
 「存在の根底から湧き上がってくるもの」
 「自分がしたいことと義務が一致すること」
 「使命感に生きること」
などと表現さ
れています。

■生きがいの実際
高齢社会化した現代において、社会から切り離される傾向にある老後、
定年退職後の生活における「生きがい」にも注目が集まっています。

子育てや仕事がやりがい、生きがいになっていた人が多い現代の日本の50代、
60代には子供の独立や定年、早期退職によって自分の役割に一区切りつくタイミングが訪れます。

新たな生活に切り替わるにあたり、何を「生きるかい」にするのか?
を自ずと意識する人も少なくないでしょう。

そんな時に、地域のボランテイア、趣味、就学、仕事などが選択肢として想定されますが、
なによりもまず何が自分の「生きがいになるもの」になり得るかを踏まえて選択をすることで、
生活の質の向上、健康の維持、人や社会とのつながりといった付加価値もついてきます。

長寿国家になった今、人生の後半時間も生きがいをもって心豊かに過ごせるよう、準備をしておきたいですね。
***************************
(出典:エンパーク https://en-park.net/words/7991)

こちらを拝見すると、
 〈ヒトとのつながり〉
というものが「生きがい」と強く結びついている印象を受けます。

シニア世代は、所属するコミュニティが定年退職などを通じて、
大きく変わる方が多く、「生きがい」を改めて考えるようになる。

 「自分がしたいことと義務が一致すること」

この定義もまた非常に興味深い表現です。

 〈自分がしたいこと〉

 「いつかはやってみたい。。。」
と思っていたことがいつの間にかできなくなってしまっている。
そもそもなんでやってみたいと思っていたのかわからなくなってしまっている。

そんなこともあるかもしれません。

以前ご紹介させていただきました、
「最高の人生の見つけ方」という映画でもありましたが、
※YouTube「最高の人生の見つけ方」

※ちなみに10月に邦画版でリメイクされるようですね。
http://wwws.warnerbros.co.jp/saikonojinsei/

 〈やりたいことリスト〉

を普段からつけておくということも、
 ・シニア世代になってからできること
 ・シニア世代になってからではできないこと
という整理もできるかもしれません。

Q)あなたの「生きがい」はなんですか?


++ お知らせ ++

本日は2件のお知らせです。

①【けあとの遭遇】体験会

毎月1-2回ほど公開イベントを開催させていただいております。
7月・9月につきましては、福利厚生サービスを提供しているベネフィット・ワンでのイベントとしても開催させていただきますので、
ベネフィット・ワンをご利用されている会社にご勤務の方々はぜひこの機会にご参加くださいませ。

~池袋医介塾&けあとの遭遇コラボ Part.2~


1)8/ 7(金)18:30~20:30@西新宿

※懇親会もございます
https://www.facebook.com/events/452872832112448/
※facebookにて参加者を募集しておりますが、
  facebookをご利用でない方はこちらのフォームからお問い合わせください。
https://forms.gle/gtZhoKkYcMjQvWQn6

~ベネフィット・ワン会員様限定イベント~


2)7/24(水)19:00~21:00@大手町
3)9/ 5(木)19:00~21:00@大手町

https://bs.benefit-one.co.jp/bs/pages/bs/srch/menuPrticSrchRslt.faces?menuNo=643960
※有難いことに続々とお申し込みをいただいております!

②映画「あまのがわ」上映会 in Tokyo ~2019年8月24日(土)~

障害や病気をお持ちの方や育児や介護などのために出社が難しく、
テレワークであれば働けるという方に広がってきている分身ロボット「OriHime」

そんな「OriHime」がキーパーソンとなって登場している映画「あまのがわ」は全国でのロードショーが4月で終わり、各地で自主上映会がスタートしております。
https://amanogawa-movie.com/
※予告編がご覧いただけます。
   なお、音が出ますのでご注意ください。

8月・9月にはANAの国際線で上映されることも決定した話題の映画です。
さらには、アメリカ・スペインでの映画祭にもノミネート・特別招待されたとのことで、
さらに話題性が高まってきている作品です。
https://www.facebook.com/amanogawa.movie/photos/a.812918415470064/2245876665507558/

弊社として開催するわけではありませんが、
代表の佐々木が来月主催者の一人となって、8月24日(土)に大手町にて上映会を開催させていただきます。
ご関心をお持ちいただける方はぜひ、ご参加いただければ幸いです。

<facebookイベントページ>
https://www.facebook.com/events/453549528756180/

<お申し込みページ(Peatix)>
https://amanogawa-tokyo-20190824.peatix.com/

<お問い合わせ>
・ちょっと確認したい
・申込方法がわからない
などがございましたら、
↓こちら↓までお問い合わせくださいませ。
amanogawa@and-fam.com

++ メルマガ〈&〉とは? ++

〈&〉では、世の中の動きやトピックスに加えて、
弊社の体験会開催などのご案内などをさせていただきながら、
質問や疑問などのやりとりも踏まえながら皆様と〈共に創り上げる〉メルマガとしてスタートさせていただきました。

【発行頻度】ほぼ週1回
【発行主体】株式会社and family
【テーマ】“気付き” や “きっかけ”、“家族” や “仲間”に関わるものを中心に

++ 感想やご意見はコチラ ++
https://forms.gle/TmMFLqUKg7dnfxfg8
一言でも構いません。
どんなご意見も有難い”フィードバック”として受け取らせていただきます。
何か取り上げてほしいトピックスなどでも構いませんので、ぜひご連絡くださいませ。

++ メルマガ〈&〉バックナンバー ++
コチラで公開中

介護コラム・お役立ち情報


新しいカタチの介護研修
~仕事と介護の両立支援研修 けあとの遭遇®ワークショップ~


https://and-fam.com/category/mm/