介護のために長年勤めていた会社を辞めざるを得ない「介護離職」は、誰にでも起こり得る問題です。もちろん、仕事をしながら介護をしている方もたくさんいらっしゃるため、仕事と介護の両立は不可能ではありません。しかし、精神的負担や身体的負担が大きいことを考えると、安易にできることではないといえるでしょう。

では、介護と仕事を両立させるためにはどうしたらいいのでしょうか?

こちらでは、仕事と介護を両立させるために知っておきたいことをご紹介いたします。ご家族の介護が必要になったときに備えて覚えておくと便利な制度についても解説いたしますので、ぜひご参考ください。

株式会社and familyでは研修の依頼や制度に関するご相談も承ります。

仕事と介護を両立させるために知っておきたいこと

What you need to know to balance work and long-term care

介護のために仕事を辞めざるを得ない「介護離職」が社会問題となっていますが、2017年7月に発表された厚生労働省の「就業構造基本調査」によると、仕事をしながら介護をしている方は、2013年の時点で約290万人と報告されています。つまり、50代のうち10人に1人が働きながら介護をしていることになるのです。

このことから、仕事と介護の両立自体は不可能でないことがわかりますが、その分精神的負担や身体的負担が大きくなります。介護度が高くなれば、それだけ介護にかかる時間も増えて、通院付き添いや行政手続きなども大変です。

そのため、仕事をしながら介護をしている方は、もともと自営業者だった方や正社員からパートタイムへ変更して働いている方がほとんどです。

収入を維持するために仕事と介護の両立の必要性は高まっているものの、多くの方が収入の減少を受け入れざるを得ない状況にあることは確かです。

これまでの生活スタイルを全く変えずに仕事と介護を両立するのはほぼ不可能であるといえるでしょう。

しかし、近年は介護離職問題が社会問題として認識され始めたことで、国が中心となって「介護離職ゼロ」を目標とした各種支援制度が進められています。

たとえば、平成29年3月には改正育児・介護休業法が公布され、介護の対象となる家族1人につき、要介護状態になるごとに1回93日までの介護休業が認められることになりました。これは、正社員だけでなく、アルバイトやパートとして働いている方も、要件を満たせば申請することができます。

介護離職防止のために社員向けの研修を行う企業も増えてきており、近年では介護休業や介護休暇を取得する方も増えました。あまり認知されていない介護休業法の研修を行うことが、介護離職防止につながるのです。もちろん、家族の介護に関する相談を打ち明けやすい環境を整えておくことも大切です。

さらに、介護給付金を充実させ、各自治体に地域包括支援センターを設置することで、介護世帯の暮らしをサポートできるようになりました。デイサービス施設も増えており、どうしても仕事で介護ができない時間帯は利用することができます。

今後はさらに介護離職問題を解消するためのサポート体制が充実していくことが予想されます。

介護離職防止のために活用したい支援制度

Support system that you want to utilize to prevent employee turnover

介護離職防止のためにも、企業は以下の制度についてよく理解しておき、社員が活用できるようにすることが大切です。国が公布している「育児・介護休業法」は、介護休業と介護休暇があります。

介護休業法

要介護状態の家族1人につき、通算して93日の休業申請が可能です。

一度状態がよくなった家族が再び介護が必要になった場合でも、93日を分割して3回まで休むことができます。

介護休暇

要介護状態の家族1人につき年間5日まで1日単位で休暇を取得できる制度です。フルタイム勤務の場合は半日から取得できます。

休業を希望する労働者に対して、企業側は短時間勤務制度かフレックスタイム制度、始業・就業時間の繰り上げ、または繰り下げなどの処置を講じる義務が発生します。

その他、1ヶ月24時間、1年で150日以上の時間外労働の禁止や深夜労働の禁止、就業場所変更により介護が困難になる従業員への配慮、介護休業申請・取得による解雇などの禁止を義務付けています。

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株式会社and familyでは、介護離職防止のために社員の「仕事と介護の両立」を支援したいと考えている企業様向けのサービスを提供しています。

「仕事と介護の両立」支援体制を構築するサービスは、支援体制を一から構築したい方や働き方改革の一環として心理的安全性の高い職場づくりをしたい方にぴったりです。また、ビジネスゲーム型の支援研修サービスは、「仕事と介護の両立」の効果的な研修をお探しの方や介護離職防止対策の一環として社員向け研修を行いたい方、制度の認知度が低く利用されていないというお悩みをお持ちの方におすすめです。

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社 名 株式会社and family
所在地 〒103-0016
東京都中央区日本橋小網町8番2号
代表者 代表取締役 佐々木 将人(略歴)
<代表挨拶>
設 立 2019年03月15日
事業内容 ヘルスケア分野に特化したビジネスゲームを開発・提供
「仕事と介護の両立」支援研修 けあとの遭遇®企画・運営
ワークショップ・プログラムの企画・開発・運営
✔ 両立支援・職場づくりコンサルティング
取引銀行 みずほ銀行 日本橋支店