今回のテーマは「時計」です。
最近はスマートフォンを時計代わりとする方が増え、
あまり腕時計をしない方も増えたようですね。
ビジネスを行うにあたって大切なものが3つある、
という話を聞いたことがありますでしょうか?
1にタイミング
2にタイミング
3もタイミング
ビジネスモデルやメンバーも大切な要素であるが、
“タイミング” こそが最も大切なものだ、とも言われています。
有名なビジネス書のひとつで
ジェームズ・コリンズ「ビジョナリー・カンパニー」では
『時を告げるのではなく、時計をつくる』
という言葉があります。
「時計」があれば誰でも「刻(とき)」を告げること、
つまりは何かを始めたり終えたりする “タイミング” を伝えることができます。
先ほどのビジネスの “タイミング” を直感的に告げることができる方はとても素晴らしい才能をお持ちだと思いますし、その “タイミング” をとらえたビジネスは成功する可能性は高いものとなるでしょう。
しかし、組織としてはどうでしょうか?
その才能を持った人はそう多くはいらっしゃいません。
ビジネスを継続して発展させていくためには、
誰もがその “タイミング” を告げることができるように「時計」を作る事こそが優れたリーダーとしての役割なのではないか?と。
「時計をつくる」
何かを判断する際の価値基準や判断基準のような基準となる《軸》をつくること。
何かを判断する際に迷うのはそこに基準となる《軸》がないからなのかもしれません。
こういった《軸》は1対1で対応するような星取表のようにつくられるのではなく、何を大切にしているのかという「考え方」そのものを言語化し、伝えていくということなのではないでしょうか?
その言語化の方法として「経営理念」もそのひとつ。
『味ひとすじ』
ふりかけなどを世の中に提供している永谷園の経営理念です。
とてもわかりやすいですし、判断のよりどころとして立ち返るところになるのではないでしょうか?
あなたの組織では、どんな「時計」がありますか?
お知らせ
今回は3件のお知らせです。
①メディア掲載 ~マイナビ運営・メディカルサポネット~
総合人材サービスを手掛けるマイナビ様が運営する医療・介護に従事する方向けのメディア「メディカルサポネット」にて、けあとの遭遇®を取材していただきました。
②【ご紹介】オンライン・ワークショップご相談承ります
次回は10/21(木)20:00~
ご興味ございましたらお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
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