言葉はとても便利なものです
言葉はとても不便なものです

この二つの「言葉」をお聞きになって
あなたはどう感じられましたでしょうか?

まずはこちらの記事をご覧ください。

【禁止看板の表記変更】Yahooニュース



川崎市内の公園で、子どもたちがボール遊びしやすいように環境整備が進められている。本来は周囲に迷惑をかけなければ認められているが、禁止看板を見て、誤解や遠慮する子どもも多いという。そこで市は、地域住民の理解を得た上で看板の表記を変更し、条件付きで遊べることを周知している。

子どもたちからは「遊びやすくなった」と歓迎する声が上がる。

~中略~

公園には自由利用の原則があり、周囲に迷惑をかけなければボール遊びはできるという。

それでも、「ボール遊び禁止」「野球、サッカーは禁止」などと表記した言葉足らずな看板が子どもたちにボール遊びをしにくくさせている。近年はボール遊びできる場所を求める市民の声が増え、市は同年4月から看板の表記変更や撤去に着手。
住民に本来のルールを説明して理解を得て、約60カ所で実現した。

神奈川新聞 カナロコ

『前提』次第で「言葉」の意味が変わる

その前提を置き忘れてきてしまうと、
本来の意味が伝わらなかったり、誤解されてしまったりする。

「言葉足らず」

以前こちらの記事で取り上げさせていただきましたが、
日本語は「ハイコンテクスト」文化だと言われています。

きっと○○○のはず

わかっているはずだから説明は必要ない

そんなちょっとした気遣いや配慮が思いがけない「すれ違い」を生んでしまう。
それが「言葉足らず」

なんでもかんでも禁止と表現してしまうことで、
想像以上に誰かの行動を抑え込んでしまうことがある。

そんなことがよくわかる記事でしたので、
ご紹介させていただきました。

あなたの「言葉」の前提は、相手の方にとって「言葉足らず」になってしまっていませんか?


今回は1件のお知らせです。

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