2022年も年の瀬ですが、
皆さんにとってこの一年はどんな一年でしたでしょうか?

今年の漢字は「戦」
新語・流行語大賞は「村上様」
そして残すところ10日余りで、、、

ピーク・エンドの法則と言われるように、
最後の印象が今年一年の印象を決めると言っても過言ではありませんので、
もう10日まだ10日の過ごし方次第でまったく変わってくるのではないでしょうか。

今年一年はとてもいい年だった

そう思えるということはとても幸せなことですね。
では「幸せ」ってなんでしょう?というのが今回のテーマです。

身近なもののようでいて思った以上に言葉にしづらい「幸せ」の定義

最近ウェルビーイングという言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか?

第一人者の前野 隆司さんの「幸福学」によれば、
幸福・幸せは以下のように定義されています。

幸福・幸せとは「ハピネス」(happiness)ではなくて「ウェルビーイング」(well-being)と捉えてください。ハピネスは短期的な心の状態を表し、ウェルビーイングは身体的・精神的・社会的に良い状態を表します。

出典:ディシジョン・コンパス(インタビュー)

幸福学においては、幸福を2種類にわけて考えます。1つが「ハピネス」で、もう1つが「ウェルビーイング」です。ざっくり定義すると、ハピネスは「お金で買えるもの、数値化できるもの」ウェルビーイングは「利他心によって体感できるもの、数値化しにくいもの」と区別できます。わたしたち日本人にとってなじみ深いのは、ハピネスのほうでしょう。

出典:東洋経済新報

つまり、次のようにまとめられるのではないでしょうか?
 ハピネス:数値化できる、お金で買える、短期的なもの
 ウェルビーイング:数値化しにくい、お金で買えない、人との関係性の中で体感できる状態

お金があっても「幸せ」ではない方(「幸せ」そうに見えない方)
お金がなくても「幸せ」そのものの方(「幸せ」そうに見える方)

もちろんお金があるに越したことではありませんが、どちらの「幸せ」を意識しているか、体感できているかで「幸せ」の感じ方はまったく変わってくる

そのことについて非常にわかりやすく表現されているものなのではないでしょうか?

皆さんにとってこの一年はいかがでしたか?
どちらの「幸せ」を多く手に入れた一年でしたでしょうか?

まだ10日ありますので、ぜひ「幸せ」を感じる時間をお過ごしくださいませ。

このような文面に今年も一年お付き合いいただき本当にありがとうございました。
皆さまにとって何か一つでも心に残るものがあったならばこの上なく「幸せ」です。

ではよいお年をお迎えくださいませ。


今回2件のお知らせです。

「ダブルケア366」が日経新聞に紹介されました

介護と育児が重なる「ダブルケア」を支える活動が日経新聞に取り上げられ、当社もダブルケア366のワークショップづくりをご一緒させていただきました NPO法人 こだまの集い 代表理事の室津瞳さんがインタビューされました。ぜひご一読くださいませ!

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