「三識」という言葉をご存じでしょうか?

陽明学者の安岡正篤の言葉として伝えられ、
経営の神様とも評される稲盛和夫氏も書籍や講話で取り上げていると言われている言葉の一つです。

三識

知識・見識・胆識の三識が兼ね備わってはじめて人物の器量となる。

– 安岡 正篤 –

【知識】
 本やテレビ、インターネットなどを通じて
 “情報としては知っている”ということ

【見識】
 物事の本質をとらえ、
 自分なりの考え方や見方の軸を持った判断力があること

【胆識】
 「見識」を備え、覚悟を持って実行できること

「知識」だけでは動かない
「見識」だけでは動けない

決断し、断行する覚悟が加わって「胆識」となって初めてモノゴトは動き出す。

知らなければ何も始まらない
自分なりの考え方を持てるまで突き詰め、
そのうえでようやく「覚悟」が決まって行動に移すことができる。

少し前の話ではありますが、
私たちが1日に触れている情報量は江戸時代の1年分の情報量に匹敵する
と言われています。

情報に触れて「知識」とすることは大切です。
しかし、情報に流されてしまっては「知識」を活かすことができません。
「知識」を選別するための「見識」があって初めて意味を見出すことができ、そのうえで覚悟を決めて行動に移していく「胆識」に。

いま、自分の「識」がどの段階にあるのか?

もし第一段階や第二段階であることに気づけたならば、
次のステップに行くために何が必要なのかを改めて見つめなおしてみる。

そして年末の今の時期に整理して、来年の計画に落とし込んでいく。

そんな〈たな卸し〉をしてみるのもいかがでしょうか?


お知らせ

今回は3件のお知らせです。

けあとの遭遇🄬オンライン体験会

介護×ゲームで介護離職防止を実現する職場づくりをしませんか?
ダブルケアって何?と気づくことから
チームビルディング×カードゲーム

  ご興味ございましたらお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

②「ダブルケア」は子育て世代の3人に1人は直面する?!

 先日NHKのEテレで「ダブルケア」をテーマとした特集がありました。
 「ダブルケア」とは、子育てと介護に同時に直面してしまうことのことを指します。
 多くの方にとって子育てが終わったら介護が始まる、というイメージをお持ちの方が多いのですが、よくよく考えてみると、親の年齢は後期高齢者に近づいており、介護がそう遠くない未来に、、、ということが珍しいことではないのです。

 先日のEテレの特集では、ダブルケア366でワークショップづくりでご協力させていただいているNPO法人こだまの集い様もインタビューに答えていらっしゃいました。
 ご興味をお持ちいただいた方はぜひご覧くださいませ。
 ※お恥ずかしながらワークショップの様子として私も一瞬映りこんでいました(笑)

③メディア掲載 ~マイナビ運営・メディカルサポネット~

総合人材サービスを手掛けるマイナビが運営する医療・介護に従事する方向けのメディア「メディカルサポネット」にて、けあとの遭遇®を取材していただきました。


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~仕事と介護の両立支援研修 けあとの遭遇®ワークショップ~