++ 本日のテーマ ++
~「受容」~
前回はショッキングなニュースをきっかけとして、
「生きろ。」をテーマにお届けさせていただきました。
今回はそのようなショッキングな出来事があった時に、
どんな受け止め方、心の揺れ動きがあるのかをいうことについて触れてみたいと思います。
〈ショックな出来事〉
これは様々なことがあります。
大切な方の「死」はもちろんのこと、
自分自身や大切な方の「病気」などもそうです。
キューブラー・ロスという方が50年以上前に発表された
『死の瞬間 ~On Death and Dying~』
という書籍で書かれていた内容で、
〈死の受容プロセス〉
というものがあります。
第1段階「否認」
第2段階「怒り」
第3段階「取引」
第4段階「抑うつ」
第5段階「受容」
「受容」に至るまでに5段階のプロセスがある。
すべての段階を通る場合もありますし、同じところをぐるぐる回り続けることもある。
そして、最終的に「受容」にたどり着かないことも。。。
そのようなプロセスを5段階で表現したものです。
病気のことでお話させていただきますと、
病気の告知を受けたときには「自分のことじゃない!」と否認しようとしたり、
段々受け入れざるを得ないと思いながらも、誰かのせいにしようと「怒り」が湧いてきたり、
もう受け入れざるを得ない、とあきらめの境地で「抑うつ」の段階に入ったり。
実際、ワタシ自身そんなプロセスをぐるぐる回っておりました。
そして「抑うつ」の段階を「受容」だと勘違いしていたということにも後から気が付いた、ということもありました。
(もちろん当時はそんなことを考えてもいませんでしたし、この5段階のプロセスも知りませんでした)
ちなみにこれらのプロセスを早く駆け抜けたらよい、
遅かったらダメ、というものではない、と考えています。
あくまでもこのような段階がある、ということを知っておくことで、
いま自分自身がどの段階にあるのか、ということを意識できるようにしておくこと。
「受容」の段階にたどり着くまでには、
必要なのは『時間』かもしれませんし、
胸の内の『解放』なのかもしれません。
この5段階については検索していただければたくさんの情報が出てきます。
その中でも、私はこの書籍の表現が好きで、
「ひいらぎのき」としてずっと記憶に残っておりますのでこちらの本をご紹介して締めくくりとさせていただければと存じます。
悲しみのプロセス「ひいらぎ(の)き」とは
「ひ」(否認、ショック、恐怖、パニック)
「い」 (怒り)
「ら」(落胆、落ち込み、罪悪感)
「ぎ」(究明、追求)
の
「き」 (希望、受容、治癒、回復)
【愛する人を喪うということ
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~グリーフケアに導かれて~】
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++ お知らせ ++
今回は3件のお知らせです。
① 【NEW!】けあとの遭遇®オンライン紹介ページオープン
けあとの遭遇®オンラインのデモ版やプレイガイドもご覧いただけます。
どんなものかをイメージしていただくものとして一度ご覧いただければ幸いです。
なお、デモ版の中でもメッセージを記載させていただいておりますが、
「ファシリテーターが提供するワークショップで活きるもの」
ですので、デモ版だけですべてではありませんので、ぜひワークショップにもご参加いただければと存じます。
② 【残席僅か】けあとの遭遇®体験会の開催について
※オンライン開催は、WEB会議システム・ZOOM及びWEBブラウザでのゲームツール利用を予定しております。
<ファシリテーター> ※予定
Lively Career Design ハピネス 代表
介護離職防止キャリアコンサルタント リー寿美子さん
<けあとの遭遇®オンライン提供開始プレスリリース>
③ 5分でわかる「けあとの遭遇®」紹介ムービー
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「仕事と介護の両立」支援に最も大切なもの
~ポイントは「心理的安全性」の高い職場づくり~
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